部下をもった方は分かるはず。
貴方自身が部下の立場であれば、実は無理をしているのでは?
「無理をしていないか?」
と聞いたところで、「無理をしている」と答えてくれることは少ない。
大体において「大丈夫です」という返答が返ってくるだろう。
上司は、その答えに安心してしまうが、そこに大きな失敗に繋がる要素がある。
無理をしていたと気づいた時
私自身、現在は多くの部下と仕事をしているが、当然ながら誰かの部下だった時がある。
気が合う上司で何でも相談できる上司もいたが、気が合わない上司の時は無理をしていた時がある。
気が合う、合わないという状態はどちらかに原因があることもあるが、
明確に『コレが原因である』ということが見つからない時もあるのではないか。
実際に私自身のケースでも自分は全く気が合わなかったが、
他の人たちからは、むしろ好かれていたし、慕われている人だった。
こういう状態が無理をしている状態に気付きにくい、一番厄介な状態なのだと思う。
明確な原因が特定できていないと、日々の小さな積み重ねが原因になることが多く、
ちりが積もるように少しずつダメージが蓄積されるため、気付いた時はまさに手遅れ、
という状態になっていることが多い。
私が無理をしていると気づいたのは、胃が痛くなったから、、、である。
自分では気づけない無理に気づく方法
無理をしているかは、なかなか自分では気づくことができない。
では、どうすれば良いかというと、人に頼るのが一番良い。
- 周りが見ていても分かるくらい業務が集中している
- 顔色が悪い
- 上司部下の会話のやり取りが噛み合っていない
このような部分を周囲の協力を得てチェックすると良い。
しかし、これは自分ではなかなかお願いしづらい部分である。
普段から周囲ともコミュニケーションをしっかりと取っておくことで、
自然とチェックをしてもらえる状況を作っておくと良い。
上司の立場としては、直接本人に「無理していない?」と聞くよりも、
本人以外のメンバーからヒアリングすることで自然と周囲の目となる。
コレが結構オススメで、まずは周囲の情報から入り、自身の目でもチェック、
少しでもおかしいところあれば、本人に具体的な内容で確認すると、
かなりの頻度で本心を語ってくれる。
というよりも、本人もその指摘で『無理をしている』と気づいてくれるケースが多い。
テレワークが浸透した現在では、直接顔を合わせてコミュニケーションを
取る機会が減っている方もいると思う。
そういう人にこそ、しっかりと時間を取って同じチームのメンバーの情報収集に
時間と労力をかけてほしい。
Let`s Good Shippai!!
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