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感覚の麻痺に注意して、当たり前の罠に嵌らないようにしよう | 失敗ゼミナール

当たり前を疑わないことでの失敗

失敗ケース

貴方は当たり前だと思っていることを疑ったことはあるだろうか?
この質問に対して「いいえ」と答えた方には是非続きを読んでもらいたい。
当たり前を疑わないことによる失敗のケースを紹介しよう。

当たり前に潜む罠

私は、仕事で当たり前に潜む罠にガッツリと嵌ったことがある。
その事例を紹介しよう。

仕事を始めて7-8年ほど経った頃だろうか、私は日々の仕事が評価され
係長に昇進することになった。
私が働いている会社の営業職としては、比較的早い昇進で、それなりに
自分の自信にもなった。

係長になることで営業職は変わらないものの、担当エリアが変更になり、
新しい取引先とのやり取りが始まることになる。
もちろん、仕事は一通り覚えているし、基本的な業務で滞ることはない。
ただ、取引先によって特別対応していることがあり、それについては、
前任の担当者から引き継ぎを受けて業務を行なっていた。

この引き継いだイレギュラー業務に『当たり前の罠』が隠れていたのだ。

その取引先の特別対応には、今までの経験ではどう考えてもおかしな対応があった。
そのことについて前任に確認すると、
「あの取引先は信用がある。特別対応だけどそのまま進めて問題ないよ」
という答えがあったため、「そういうものか、、、」と理解して対応を続けた。

これが良くなかった。

業務を引き継いで1ヶ月後のこと、この取引先の不正が発覚し、
会社に対して大きな損失を出すことになってしまったのだ。

『当たり前』に気付けなくなる仕組み

私の失敗事例においては、気づけるタイミングがいくつかあったと思う。

  • 引き継ぎ時の違和感
  • 前任からの「信用があるから、、、」という回答内容
  • 会社に大きな損失となるほどの特別対応

詳細は割愛するが、上記に挙げた部分以外にも気づけるタイミングは沢山あった。
しかし、前任から引き継がれている業務で、当たり前に対応すること。
という認識が全てを見えなくしていた。

最初は違和感を感じることでも、回数を重ねることで感覚は麻痺する。
正直、前任も最初は違和感があったに違いない。しかし、私と同じように、
当たり前に引き継ぎを受け、回数を重ねることで感覚が麻痺したに違いない。

この『感覚が麻痺する』ということは貴方にも忘れてほしくない。

当たり前の呪縛にかからないために

当たり前による失敗は上記で書いた『感覚が麻痺する』ことが原因となる。
麻痺してしまったあとは、どれだけ当初は違和感を感じていたことでも、
違和感を感じることはもうない。
まさに『当たり前の呪縛』にかかった状態だと言える。

当たり前の呪縛にかからないための方法を紹介しておこう。

  • 最初の違和感を忘れないようにメモに残す
  • 自分の判断だけに頼らずに他のメンバーにも相談する
  • 感覚が麻痺する前に解決させる

この3つの方法を試してみると良い。

私はもう同じ失敗を繰り返すことはない。
この時の教訓は今でも活きており、特に仕事における業務引き継ぎ時、
メンバーからの相談事で「今まで通り」「いつも通り」というワードが
出てきた時には、当たり前の罠に嵌ってないか?感覚は麻痺していないか?
を常に疑って対応するように心がけている。

Let`s Good Shippai!!

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