メンバーの大丈夫を鵜呑みにしない

失敗ケース

人が生活をしていくためには、あらゆる状況でチームを組んで取り組むことが多いのではないでしょうか?
家族・友達・学校生活・仕事・・・
こう考えると一人でいることの方が不自然なくらい、我々の生活にチームは欠かせません。
チームであるということは、貴方ともう一人以上のメンバーが存在します。
今回はメンバーとの関係性の中で注意しておきたいことを取り上げます。

仕事におけるメンバー

大人になり仕事を始めると自然とメンバーを組んで進めることが多くなります。
最近はフリーランスの方も多くなりましたが、今でも会社で勤めるという働き方が一般的です。
会社で働き始めると組織があり、部・課・係という単位で仕事をすることが多いのではないかと思います。
それぞれの組織に上司(部長・課長・係長など)・部下という職位があり、その職位に任された仕事をこなしていきます。
仕事におけるチームとして、上司+複数人の部下という組織体制内で起こりうる失敗について考えていきたいと思います。

部下からの『大丈夫です』に対してのアラート

上司は部下に仕事を任せ、進捗確認を行いながらスムーズに業務が進めるための舵取りをすることが仕事の一つだと言えます。
そのため、あらゆる場面で部下からの報告を受けることになります。

その時に注意したいワードが『大丈夫です』という言葉です。

大丈夫と聞くと、上司としては安心です。
任せている仕事が滞りなく進んでいて、トラブルも発生せずに予定に間に合いそう。
と解釈してしまいます。

しかしここに大きな落とし穴があります。

大丈夫に隠された危険信号

『大丈夫』と聞くと安心してしまいそうになりますが、何が大丈夫なのかをしっかりと確認する必要があります。
もしかすると、上司である貴方と、部下との間に何かしら考え違いをしている可能性があります。
部下が大丈夫だと思っていても、取り組んでいる内容が間違っていると成果物も正しいものが出てきません。
お互いが『大丈夫』という言葉に囚われて安心感に浸り、失敗に陥るケースは少なくありません。

例えば、私もチームメンバーに資料作成をお願いした際、
『大丈夫です。期日までには完成します。』
という報告を受けて任せっぱなしにした結果、提出されてきた資料が全然的外れだった。
という失敗経験があります。

『大丈夫』で終わらせない工夫をしよう

では、どういう工夫をすればこういった失敗がなくなるかを考えてみましょう。

メンバーからの報告で『大丈夫』というワードが出た際は
その内容を確認する
このことを習慣づけましょう。

大丈夫は相手に安心感を与える言葉ですが、あやふやで危険な言葉でもあります。
何が大丈夫なのかを質問するだけで、危険度が劇的に解消されます。
大丈夫に対しての確認しておくべきことは

  • 期日
  • 依頼を受けている業務内容
  • 検討中の取組内容


などなど、様々な確認事項があります。
大丈夫の内容を深掘りすることで、コミュニケーションも活性化され、より良い成果物になることは間違いありません。

今回はメンバーとの関係性の中で注意しておきたいこととして、
『大丈夫』という言葉に隠された危険信号について共有いたしました。

貴方もチームで活動する時に『大丈夫』が出てきた際は安心するのではなく、危険信号だと感じ取って不要な失敗につながらないように注意をしてください。

Let`s good Shippai!!

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